PS4の電源が入らない?修理の値段やATX電源を使って安く修理する方法!

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先日、週末に友達とFall Guysをやる約束をしていたので、インストールしようとPS4の電源をつけようとしたところつかない。。!!!

そこで、修理をしようと思ったのですが、PS5の発売も噂されているということもありPS4の修理にあまりコストをかけたくない。。また、ゲームの約束もあり早くなおしたい!ということもあり自分で修理することにしました!!

この記事を読めば誰でも自分で修理できるので、興味ある方はぜひ読んでください!

発生した不具合について

不具合が起きたPS4の

CUH-1200A

不具合の詳細

動作としては、電源ボタンを押し青いランプが一度点滅後、すぐにランプが消えて本体の電源が落ちます。コンセントを差し直して何回か挑戦しましたが結果は同じでした。

以前にもこの現象が起きたことがあり、その時はコンセントを差し直して何回かチャレンジしたら正常に起動しました。今回は何回やっても起動しません。。

直前にPS4をいじったりもしていなかったので特に熱も発生していませんでした。

考えられる原因

この現象をBLOD(ブルーライトオブデス)と言うそうです。私以外にもいろんな人が同じ現象に遭遇しているのですね。

ネット上にはいくつも原因が上がっていてHDDの故障だったり熱によるものだったりいろいろ書かれていますが、私と同じ様な現象が起きている人は電源ユニットの故障の可能性がかなり高いです。 → 実際私は電源ユニットの故障が原因でした。

故障してしまった原因については不明のままですね。一週間前は元気だったのに。。

修理方法やかかる費用、時間について

この問題を解決する方法として以下の2つの方法が挙げられます。

  • 公式のサポートに修理依頼を出す
  • 自分で修理する

公式サポートで修理したときの料金・時間

料金: 7700円(オンラインにて申し込むと6600円)

時間: 約2週間〜数週間

補足: CUH-1200シリーズの場合、電源ユニットが生産終了しているらしいので、PS4本体ごとファクトリーリファービッシュ品との交換になると思われます。

自分で修理したときの料金・時間

料金: 約3500円(電源代) +(部品、工具代)

時間: 最速で当日になおせます。修理に必要な物が揃い次第となります。修理にかかる時間自体は1時間〜2時間あれば十分です。

CUH-1200シリーズの電源ユニットは生産終了していて、手に入れることが難しいため、PC用電源を使用します。

まず、時間とお金に余裕がある方は公式のサポートに修理依頼するのをおすすめします。今後、別の原因でPS4の故障が起きてしまった場合もサポートを受けられますし、他の方法と比べて確実に修理できます。

しかし、公式サポートに修理依頼を出す場合、サポートに本体を送って、修理して、返送されてとPS4が手元にくるまでに何週間もかかってしまうので、修理を急ぎたい方やコストをあまりかけたくない方は自分で修理してしまいましょう!

自分で修理する方法について解説

注意事項

まず、この方法はPS4本体に貼ってある保証シールを剥がすやり方(PS4を分解する時に必要)となっているので、今後公式の修理サポートが受けられなくなるので注意してください。また、万が一事故など起きた時には自己責任でお願いいたします。。

また、PC用の電源を使う関係上、PS4の見た目がこのようになってしまうのでご注意ください。PS4逆さまですね笑。PS5が出るまで我慢。。!

修理に必要なもの

自分で修理するにあたって必要なものがいくつかありますので、以下にリストアップします。

  • PC用電源
  • プラスドライバー
  • T8ドライバー
  • ニッパー
  • ワイヤーストリッパー
  • 絶縁テープまたは絶縁チューブ
  • 平型端子(オス4つ、メス6つ)
  • 圧着ペンチ

いろいろ用意するものたくさんあって面倒臭い!と感じた人もいると思いますが、電源以外のものはホームセンターに行けばすべて売っているので意外と楽に集められます!また、全てセットになっている道具もあるので後ほど紹介します!

以下に、それぞれの解説をしていきます。

PC用電源

故障してしまったPS4の電源ユニットの代わりの電源となります。Amazon、楽天などの通販、電気屋などで購入することができます。

PS4の消費電力が旧型で250Wなので、それ以上の容量があれば大丈夫です。ある程度のワット数があれば十分なのでよくわからない人はコスパの良いものを買いましょう。

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プラスドライバー

こちらはよく見るプラスドライバーで大丈夫です。大きさもよく使われる普通のサイズがひとつあれば十分です。

T8ドライバー(トルクス8mmドライバー)

こちらは持っている人はなかなかいないんじゃないかと思います。私も持っていませんでした。PS4の分解にはこのT8ドライバーが必須です。

ホームセンターやAmazon、楽天などの通販で買うことができます。

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以下の必要なものについて、よくわからない人やすべて集めるのが面倒臭い人のために全てセットになっている便利な道具がありますので、こちらを購入することをおすすめします!↓↓↓

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ニッパー

銅線を切るために使います。銅線が切れれば正直なんでも良いです。

ワイヤーストリッパー

電線の被覆を剥がすために使います。こちらも電線の被覆をはがせればなんでも良いです。ニッパーでも剥がせますがあると便利です。ホームセンターや通販などで購入できます。

平型端子

電線同士をつなげるために使います。普通のサイズ(250型らしい)で大丈夫です。

オスを4つとメスを6つ用意してください。できれば失敗した時や無くしてしまった時用に予備をいくつか買っておくといいと思います。

圧着ペンチ

平型端子を銅線とくっつける際に使用します。(かしめるといいます。)こちらもホームセンターや通販にて購入できます。

絶縁テープまたは絶縁チューブ

銅線が剥き出しだと感電する恐れがあり危ないので絶縁テープもしくは絶縁チューブというものがありますので用意しましょう。

上にも書きましたがこれらの道具持ってない方や、それぞれ集めるのが手間な方は、全てセットになっている便利な道具がありますので断然そちらを買うのが良いでしょう!

さっそく修理していきましょう!

ここからは自分で修理する方法を解説します。以下の手順どおりに進めていけば誰でも直すことができます。必要な知識は解説しながら書いていきたいと思います。

STEP1 PS4本体の分解(裏面)

まず、PS4の裏面を分解していきます。今回電源ユニットの故障ですので表面の分解は必要ありません。

1. まず、裏面側の保証シールを剥がします。

2. T8のねじが出てくると思うので、T8ドライバーでねじを緩め裏面のふたを剥がしていきます。※かなり固いですが、隙間にマイナスドライバーをあてこじ開ければ剥がせます。

STEP2 電源ユニットの取り出し

1. 中は下の画像のようになっていると思います。右側の黄色い枠で囲まれた部分が電源ユニットです。さっそく取り外していきましょう。まず、赤矢印で示したねじを外します。

2. 電源ユニットを外します。電源ユニットと本体のメイン基板が4ピンコネクタでつながっているのでそれも抜きます。手でコードを持って引っ張れば抜けます。

STEP3 ATX電源(PC用電源)とPS4の4ピンコネクタ部の接続

まず、ATX電源とPS4の接続する部分について以下の画像をみてください。

PS4電源ユニット接続対応図

この画像のように電源供給部と4ピンコネクタ部に電気を供給することでPS4が動作します。

ATX電源にはいろいろコネクタがついていると思いますが、今回は24ピンコネクタを使用します。以下の画像がコネクタのピンアサイン(どのピンから何ボルトが出力されているかなどが分かるもの)です。

この24ピンコネクタの5V、12V、GNDに対応する電線を切断し、PS4の4ピンコネクタと電源供給部に接続していきます。

それでは実際に接続していきましょう。

1. 今回、元々PS4についていた電源ユニットの4ピンコネクタを再利用します。まず、4ピンコネクタをニッパーで切断します。

2. 切断した4ピンコネクタの電線の被覆を剥がします。(ワイヤーストリッパーやニッパーを使って剥がせます。)
※上のPS4電源ユニット接続対応図の白矢印にあたる部分は剥がさなくて大丈夫です。

3. 被覆を剥がした電線の剥き出しになっている銅線に平型端子を付けます。(オス、メスはどちらでもOK)、この時絶縁チューブを使う場合通しておきます。やり方については以下のリンクを参考にしてください。

平型端子の正しいかしめ方(付け方・圧着方法)
平型端子の正しい付け方(かしめ方)。端子のツメを曲げて配線コードに付けるだけなら、ラジオペンチなどでもできそうだが、それは間違い。重要なのは、電工ペンチで圧着すること。ここでは実際に平型端子をかしめて、トグルスイッチにつなぐまでを解説。

4. 上のATX電源ピンアサイン図を見て、ATX電源の24ピンコネクタの5Vに対応する電線を2本、GNDに対応する電線を1本ニッパーで切断します。(対応する場所ならどこでもOK)

5.  こちらの電線も2番で行った様に電線の被覆を剥がします。24ピンコネクタ側の電線は使わないので切り離した電源本体につながっている方の皮膜を剥がします。(上の画像には写っていません)

6. 3番で行った様に平型端子をつけます。この時、平型端子のオス、メスは4ピンコネクタの時にオスをつけていたらメス、メスをつけていたらオスと対応させる様にしてください。

7. 4ピンコネクタの平型端子とATX電源の電線につけた平型端子を合体させます。

8. 4ピンコネクタをPS4本体のメイン基板に接続します。

STEP4 ATX電源(PC用電源)とPS4の電源供給部の接続

1. 上のATX電源ピンアサイン図を見て、ATX電源の24ピンコネクタの12Vに対応する電線を1本、PWR_ONに対応する電線を1本、GNDに対応する電線を2本ニッパーで切断します。(対応する場所ならどこでもOK)

2. STEP3でも行った様に電線の被覆を剥がします。

3. 12Vの電線1本とGNDの電線1本に平型端子のメスをつけます。

4. 上のPS4電源ユニット接続対応図を参考に平型端子をつけた電線をPS4の電源供給部に接続します。

5. PWR_ONの電線1本とGNDの電線1本にそれぞれ平型端子のオスとメスをつけ、合体させます。

これで修理は完了です!動作確認していきましょう!

STEP5 接続確認!!

1. PS4をHDMIケーブルでテレビなどのモニターに接続します。

2. ATX電源の電源を入れます。

3. PS4の電源ボタンを押します。

これでPS4がついたら完了です!!お疲れ様でした!!!!

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